〜プロは価値や意味を与える〜

先日、途上国で医療活動を行うドクターに話を聞く機会に恵まれた。

途上国では、その病気になった原因や治療法より先に、「なぜ私に病原体が入ったのか、悪い事をしているあの人には入らないのに。」とその説明を求められる事が多いという。その説明を求められるからこそ、伝統医療が根強く残っているという。そして、その説明をし納得させられるかどうか、治療より理解することを大切に思う患者さんにその意味を見出し納得してもらえるよう説明できるかどうかが大切だという。そのアプローチは、患者さんの立場に立ってその価値観に合わせた対応であり、まさに患者さんの治療に参加しているという感覚になるとのことだった。

相手の立場に立って物事を考える、相手の心が本当に納得するよう価値や意味を与える。これはどの職業にも当てはまるプロフェッショナリズムかも知れない。